今日は草野吉木にある明日荒神社へ。
前回若宮八幡宮周辺を廻った時、ここへ入る道が判らずやむなく撤収してたのです。
偶々居合わせた地元の方から草野~善導寺に関するお話を色々聞くことができました。また、拝殿内も見学させて頂きとても勉強になりした。ありがとうございました。
閑話休題
明日荒と書いて「あしたて」と読むそうです。現在は「あしたて」と読んでいるそうですが当時は読みが違ったとのこと。聞き逃してしまったので何と言っていたか失念。
鎮座は約二〇〇年前。手足の痛みを取る御神徳で戦前~戦後にかけてかなり賑わったとのこと。境内に奉納された信管付き砲弾(勿論、炸薬は抜いてある)や拝殿内に飾ってある当時の写真を見るに当時は相当賑わっていたが分かりました。今はそういう時代も忘れ去られてひっそりとしてるのが対照的であります。
あと、ここの御社の両脇には不動明王、稲荷大明神が祀られていて、
「ここは神仏習合を残した御社なんですか?」と質問したところ、
「ええ、ここは神仏習合のままなんですよ。ここいら辺(筑後)じゃ、もうそういう所はないんじゃないかしら」
との回答が。実際、筑後・・・というか耳納連山周辺の寺社は例の廃仏毀釈騒ぎやらで跡形もないですから、それを考えるとここは貴重な場所なんだろうと思います。
うーん、さすが草野。中世~近世まで筑後の都だったことはあるなと。
もう少し探索して行こうと思ってますよ。