北部九州に現存する肥前鳥居|GoogleMaps

2012/01/20

一月廿日

最近──去年の秋頃から──高良山参道に居着いていた雄猫を見かけません。
喧嘩か歳か・・・。居なくなるのは寂しいなあ。
あの子を見るのが楽しみで行っていたのもあるんですよね。

そういえば、参道と琴平社側参道に点在する寺院跡があるのですが、最近その場所に所在銘記の杭が打たれていました。
最盛期は高良山周辺に六十余の寺院、修験道の宿坊等が点在していたらしいです。現在は明治期の廃仏毀釈で殆どが破壊或いは放棄されてしまいましたが。なので、所在を空きあらかにする動きは歓迎です。
今私たちが見ている神仏環境というのは実は明治期(敗戦も含む)に一旦上書きされた環境なのだ、ということを痛感します。江戸期までの神仏習合の寺社はまた異なったものだったのでしょうね・・・今となっては想像するしかないのですが。