本日の獲物
『星を追う子ども』
新海誠監督新作届きました。
「秒速5センチメートル」からもう四年経つんですね。
休みなので早速観てみるとしますよ。
追記
本編観ました。
森崎先生がムスカに見えてしまって・・・というかニュートラル属性のムスカっぽくてもう少しアク強くても良くてよ?
あと、相変わらず光とレンズボケの使い方が巧いなと。
追記の追記
ムスカ書いてたら鑑賞メータでそれとなくdisられてたでござるw
文脈は伝わらないよね。そもそも他所様に伝わるように書く気もないし。
本題
新海誠監督の作品に共通する「人と人との断絶と喪失」は今回も基本にあるなと。
ただ、断絶や喪失で止まっていた以前の作品より、その断絶と喪失の先に行こうと(生きようとしている)している主人公(明日菜)の姿勢が見えるは新海誠監督作品では初めてかなと。それが観れただけで収穫でした。過去三作品は主人公の断絶と喪失だけで終わってしまう物語だったので余計にそう思えました。
特に「空のむこう 約束の場所」や「秒速5センチメートル」なんて断絶しまくりですし。虚構にありがちな絶対的な救いがある訳じゃないんですよね、救いもないし分かり合えない。それで絶望して死ぬ訳でも滅ぶわけでもないんですよ。だけど生きてるから何とかして生きていくしかないじゃない、という監督の見せ方がとても虚しくて、私は監督のそういうところが好きなんです。