北部九州に現存する肥前鳥居|GoogleMaps

2011/11/21

十一月二十一日

写真は上秋月某所。

今日は高良山へ紅葉具合の偵察。
車道沿いは日が当たる所為かまずまず身頃でしたが、参道沿いは元々日陰なのでまだ緑色ですね。
参道の中ほどにある旧宮司邸前には椛植樹一万本記念碑なるものが建てられていました。

帰りは高良玉垂命へ挨拶していこうと拝殿へ。
ちょうどレトロ写真展なるものが行われており、拝殿周辺の囲いに展示されていたので見てみました。「撮影年代が不明な為、詳細を希望。」の但し書きがありましたが、見た限りは昭和初期~日中戦争(日米戦)直前と戦中、戦後とおぼしき写真が中心のようでした。ひょっとすると大正晩期も含まれるのかも知れません。

参道を撮った写真をみて気づいたのですが、今のあの石階段は昔は普通の山道だったんですねぇ。戦前か戦後に石造りの参道にしたんでしょうか…。第二の鳥居奉納記念撮影時の参道は緩い坂道っぽく見えますし。写真を見る限りの憶測ではありますが。写真を見てて思ったのは昔の山道のほうが登り易そうだということ。今の参道は全く手入れされてなくて所々崩壊してて上りにくいですし。あれは前面手入れしないと駄目だなと。

あと、拝殿上空を編隊飛行する飛行艇(恐らく九八式水上偵察機)と下駄履き戦(二式水上戦闘機、あるいは九○・九五式水上偵察機)とおぼしき写真がちょっと気になりました。

二十三日には新嘗祭もありますし、昔の写真やら当時の風俗に興味のある方は行って見ては如何でしょうか。