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2011/09/19

九月十九日

FreeNAS8.0導入。

仮導入である程度経験値積みましたので導入してみました。
今まではWindowsServer2003+PMS(PS3 MediaServer)構成でファイル/メディアサーバを構築していたのですが今回からFreeNASで行くことに決めました。


しかし、本導入ではないのですよ。

何となれば8.0からUPnP(DLNA)がオミットされているから。

8.0.1からUPnP復活みたいなのでRC取れたらアップデートしてみようかと。それまでは当面NASとして運用しようと考えています。

セットアップ完了したのでベンチマークを採ってみました。

NAS構成
CPU:AMD Phenom X4 9850 Black Edition (K10 Agena/Socket AM2+/2.5GHz/TDP:125W)
M/B:GIGABYTE GA-MA790FX-DS5 (AMD 790FX+SB600)
MEM:4GB (1GB*4)
NIC:Intel Gigabit CT Desktop Adapter
HDD:WESTERN DIGITAL WD10EARS*4 (RAID-Z)
SSD:CFD 32GB(Bluk) (ZFS Extra:Cache)

ClientPC構成
CPU:AMD Phenom II X6 1090T Black Edition (K10 Thuban/Socket AM3/3.2GHz/TDP:125W)
M/B:GIGABYTE GA-890FXA-UD5 (AMD 890FX+SB850)
MEM:8GB (4GB*2)
NIC:Intel Gigabit CT Desktop Adapter
HDD:WESTERN DIGITAL WD5001AALS / WD20EARS-00MVWB0
SSD:Micron C300(SATA 3.0/64GB)

RAID-Z(SSDキャッシュ)

RAID5相当なRAID-Zですが、パリティ書込みによる速度低下は見られませんしこれなら十分使える範囲かと。本当はRAID6相当のRAID-Z2にしたい所ですが、パリティドライブで2台消費するのでHDD4台で構築するとRAID1相当な容量になるので断念。あれはHDD6台以上積まないと効果を実感できないでしょうね。

まとめ
実際、このパフォーマンスを体感してしまうと市販品NASの購入意欲は失せる。
市販品NAS(6TB)クラスの価格でそれ以上の拡張性、快適性を得られる。
自己サポートができる方であれば、自作パーツ組んでFreeNAS導入をお勧めする。

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追記(9/20)
データレストア作業中、速度低下を確認。
やはりパリティ書込みの影響はそれなりに出るようです。
ZFSには高クロックかつ低電圧なCPU、大容量RAM(8GB以上)実装は必須だと思いました。

ベンチマーク
ダミー容量1GBではSSD・物理メモリキャッシュに吸収されて評価になっていない可能性がある為、4GBで再ベンチマークを行いました。
マシン構成は上記と同じです。
旧サーバでのRAID5(Software)と比較すると挙動としてはこちらが現実的だと思います。