北部九州に現存する肥前鳥居|GoogleMaps

2008/07/23

随にまかせて - 七月二十三日

タイトルつけるの面倒くさいですな。

『ぼくらの』全巻IYH読破。

内容はディストピアだが、それほど絶望感が無いのが不思議。どちらかといえば、腹を括ったときのあの感覚が全体に漂っている。

十五人の主人公達の中で印象に残ったのは、加古と千鶴。
千鶴の展開は話的に釣りと解っていながら釣られた。加古に関しては哀れというか、茶番ですな。まあ、コエムシのアイロニーとエゴには敵いませんが!

読後、「テクノドリームI:工学~それは夢を実現する体系」で富野由悠季氏が語った「人生が60年の時代」の件を思い出しました。まあ、あまり関係は無いんですがね。